第28回年次大会プレワークショップのお知らせ

国際力動的心理療法学会 第28回年次大会
プレワークショップ
面白い力動心理学

大会会長よりご挨拶

2024年9月21日(土)から23日(月)まで、東日本大震災の復興の道のりの途上にる福島県郡山市にて、第28回年次大会を開催します。

メガ災害、戦争、紛争、社会のあらゆる社会混乱の中での自己喪失による迷妄を解く鍵は、タフな自我(エゴ)にあるとみています。自我は、自分の世界の経営主体機能です。そこで、「自我を鍛える-力動的な発達のために」を大会テーマと据え、参加する専門家が、学会のプログラムをとおして、自我を鍛える機会としたいと考えました。トレーニングワークショップを中心に、あらゆる機会を使って、各人の自我を磨き、鍛え合うホテル合宿形式の大会です。

その大会までの機運を高めるべく、大会事務局が、プレ・ワークショップを企画しました。毎回、講義や事例検討、簡単な演習を行いながら、各回テーマにそって、力動心理学のエッセンスを体験するためのワークショップセミナーです。自我を意識すると、その面白さはさらに高まります。本学会にはじめて触れる方から、ベテランの方まで、今大会テーマの意味の面白さを体験的につかむことが目的です。現代のこころの問題に取り組む元気と覇気を高めるために、プレカンファレンスの機会を活用して、一緒に「エゴトレ」をしましょう!奮っての参加をお待ちしております。

第28回年次大会会長 橋本 和典
(パス心理教育研究所理事/国際医療福祉大学大学院准教授)

開催日程と内容

第1回 2024年4月27日(土)19:00-20:30 「面白い自我の世界!」
第2回 2024年5月25日(土)19:00-20:30 「力動的なスーパーヴィジョンは面白い!」
第3回 2024年6月22日(土)19:00-20:30 「専門家トレーニングは面白い!」
第4回 2024年7月27日(土)19:00-20:30 「セルフケア・教育分析は面白い!」

 

開催方式

対面+オンラインのハイブリッド形式

 

対面会場

PAS(パス)心理教育研究所
(153-0041 東京都目黒区駒場2-8-9)

対象

心の教育、カウンセリング、心理療法に関わる専門家(資格・職種は問いません)とそれを目指す大学院生

 

定員

会場:15名 オンライン:20名

 

参加費

1回参加(各回) 一般専門家 6,600円 IADP会員 5,500円 大学院生 5,500円
4回パック    一般専門家 20,000円 IADP会員・大学院生 18,000円

 

申込方法

以下のURLからお申込みください。

https://forms.gle/MvGoAhYkg4VCqDhA7

 

第28回年次大会(2024年9月21日〜23日)のお知らせ

国際力動的心理療法学会 第28回年次大会の開催が以下のように決定しました。

 

国際力動的心理療法学会 第28回年次大会
大会テーマ:自我を鍛えるー力動的発達のためにー
Ego Training for Dynamic Development

大会会長:橋本 和典(PAS心理教育研究所・国際医療福祉大学大学院)
開催日程:2024年9月21日(金)―23日(月・祝) 3日間
会場:郡山ビューホテルアネックス(〒963-8004 福島県郡山市中町10-10)
(最寄り駅:JR東北新幹線・東北線 郡山駅)

大会ウェブサイトはこちらから

招聘者(ゲストファカルティ)

海外招聘
セス・アロンソン(ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所ファカルティ、米国)

国内招聘
ラルフ・モラ(個人開業/メリーランド大学教授、広島)
牛島定信(市ヶ谷ひもろぎクリニック/元精神分析学会会長、東京)

【第3回理事選挙】選挙管理委員会発足のお知らせ・選挙公告について

2024年は第3回理事選挙の年になります。

下記の通り、選挙管理委員会が発足し、選挙に関する公告が発表されましたので、学会員の皆様はご確認ください。

なお、これらの通知は、郵送で会員の皆様にお送りしております。
もし、届いていらっしゃらない場合は、学会事務局(iadp@iadp.info)までお問い合わせください。

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学会研修:第27回年次大会プレワークショップ“「事例性の成立」とは何か?”開催のお知らせ

今年11月の第27回年次大会に先立ち、9月に学会主催の研修プレワークショップを開催いたします。

第27回年次大会プレワークショップ
「事例性の成立」とは何か?

日時:2023年9月10日(日)10:00〜12:00

講師:能 幸夫(本学会理事・PAS心理教育研究所所⻑・ 湘南病院相談室:病院臨床歴36年)

形式:ZOOMによるオンラインワークショップ

内容:前半はレクチャー、後半は実際の事例の提示による理解とディスカッション

【講師よりメッセージ】
事例性(caseness)の概念は、昨今のメンタルヘルスや一部の臨床心理学的援助のホームページなどでは、疾病性(illness)の概念と並べて、疾病性がクライエントの病的側面 に目を向ける視点で、事例性はクライエントの社会的側面に目を向ける視点と解説されています。
事例性の概念の歴史を見ると、ことはそれほど単純ではありません。もともと1960年半ばに事例性という用語を日本の精神医学に導入する際に、いわゆる精神衛生相談における相談ケースと臨床ケースにおける、問題ケースへの対処として生かせるのではないかということが、日本における事例性概念の出発点となっています。その背景には、反精神医学運動の影響が根強くあり、当時の第一線議論が『精神医学と疾病概念』という本にまとめられました。
その流れを受けて、1980年代の終わりの『臨床心理学概説』では、事例性は、“クライエントが、なぜ、いつ、どこで、誰によって事例と見なされたのかという諸要因の総合”と概念化されています。
さて、当学会の理事長の小谷英文先生は、カウンセリング、心理療法含む心理面接を、「心理面接は、事例性の成立クライエントを対象とし、…」というところから定義づけました。ここで言う事例性は『臨床心理学概説』の事例性の概念を前提としています。事例性が成立することで、当該のクライエントはその心理面接のクライエントになるということです。ここにはとても大事な深い意味があります。
事例性とは何か、事例性の成立とは何か、その概念の重要性を、大会ワークショップの前座として、ここでしっかりつかみ直してみましょう。

参加費:一般専門家:4,000円 学会員:3,000円 大学院生:2,000円

 

申込方法
下記リンクより申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、学会事務局までメール、FAX、または郵送でお送りください。

申込書はこちら

  • メールl: iadp@iadp.info
  • 郵送:〒153-0041 東京都目黒区駒場2-8-9 PAS心理教育研究所内
    国際力動的心理療法学会事務局宛
  • FAX:03-6407-8201
  • 申込締切:9月3日(日)
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第27回年次大会(2023年11月3日〜5日)のお知らせ

国際力動的心理療法学会 第27回年次大会の開催が以下のように決定しました。

 

国際力動的心理療法学会 第27回年次大会
大会テーマ:力動心理学における意志 Will in Dynamic Psychology

大会会長:花井俊紀(PAS心理教育研究所・吉祥寺心理教育研究所・大妻女子大学非常勤講師)
開催日程:2023年11月3日(祝・金)―5日(日) 3日間
会場:大妻女子大学千代田キャンパス(〒102-8357 東京都千代田区三番町12番地)
(最寄り駅:市ヶ谷・半蔵門・九段下)
(会場使用可能時間:9:00-18:00)

大会ウェブサイトhttps://www.27annual.iadp.info

招聘者(ゲストファカルティ)

海外招聘
セス・アロンソン(ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所ファカルティ、米国)

国内招聘
ラルフ・モラ(個人開業/メリーランド大学教授、広島)
村山正治(東亜大学客員教授、福岡)・村山尚子(心理教育研究所赤坂、福岡)
牛島定信(市ヶ谷ひもろぎクリニック/元精神分析学会会長、東京)

学会主催の研修プレワークショップ 開催のお知らせ

今年7月の第26回年次大会に先立ち、3月に学会主催の研修プレワークショップを開催いたします。

 

第26回年次大会プレワークショップ
「力動的心理療法の魅力」

 

第1弾 2022年3月19日(土) 18:00-20:00

「長引くコロナ禍における医療者の危機と力動的心理療法」

講師:橋本 和典(国際医療福祉大学 准教授/学会理事)

橋本和典先生は2020年4月から、支援要請のあったコロナ禍対応医療者、医療関係者を対象に危機介入からの心理療法、組織開発サポートを続けています。鍵はセルフケアとリーダーシップです。本ワークショップでは、橋本和典先生が実施している2つの能力を高めるプログラムをそのままに体験し、介入エッセンスを学ぶことが目的です。

 

第2弾 2022年3月27日(日) 10:00-12:00

「対話と応答ー応答構成による力動的心理療法の基礎訓練の準備のためにー」

講師:能 幸夫(PAS心理教育研究所 所長/学会理事)

心理力動とは何か、その心理力動を踏まえて私たちはクライアントが語る体験事象にどのような応答ができるか。そこでは私たち臨床家としての責任(responsibility)としての応答能力(response ability)が問われます。応答構成は、この応答能力を磨く訓練です。

本ワークショップでは、IADPに向かう一歩手前の基礎訓練として、心理療法における対話の成立と、クライエントの体験事象を感じる、理解するという通常のカウンセリングの営みを超えて、さらに心理力動の原理を踏まえ、応答を構成していくことの意味と面白さをつかんでいくことを目的とします。

私自身、臨床現場に出て30年を過ぎました。しかし武道、スポーツ、語学など、なんでも技を身につける業の営みにおいては、基礎訓練ほど大事なものはありません。どんなに経験を積んでも結局は基礎に還ります。初心からベテランまで、基礎の基礎としての訓練の重要さを感じてみましょう。

 

参加費

第1弾   一般専門家:4,400円 学会員・大学院生:3,300円
第2弾   一般専門家:4,400円 学会員・大学院生:3,300円
2回パック 一般専門家:7,700円 学会員・大学院生:5,500円

 

申込方法

下記リンクより申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、学会事務局までメール、FAX、または郵送でお送りください。

申込書はこちら

  • メールl: iadp@iadp.info
  • 郵送:〒153-0041 東京都目黒区駒場2-8-9 PAS心理教育研究所内
    国際力動的心理療法学会事務局宛
  • FAX:03-6407-8201

 

申込締切:各回開催1週間前まで。

 

 
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【会員向け】学会総会・研修プログラム開催のお知らせ:2021/9/20

新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、IADPらしい年次大会の開催が困難なことから第26回年次大会を来年の7月に延期しております。
年に一度の直接皆で集まることのできない困難な状況ですが、オンラインで可能な形で会員が集まれるイベントを開催することを理事会で決定いたしました。
2021年9月20日(祝・月)に、「総会」および「学会研修プログラム」をオンラインで開催いたします。
【日時】
2021年9月20日(祝・月) 13:00-16:00
12:45     開場
13:00-13:45  総会
14:00-16:00  研修プログラム「力動的心理療法の本質」
【開催形式】
ZOOMを利用したオンライン開催
【参加資格】

当学会会員であること。

会員以外の方で当プログラムに参加されたい方は、学会に入会してください。

詳細は、入会案内のページへ

【参加費】
無料
【参加申込方法】
下記リンクより、申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、申込用紙を学会事務局までメール、郵送、FAXのいずれかの方法でお送りください。
  • Mail: iadp@iadp.info
  • 郵送:〒153-0041 東京都目黒区駒場2-8-9 PAS心理教育研究所内
  • FAX:03-6407-8201

【第26回年次大会】再延期のお知らせ

2021年9月に開催を予定しておりました「国際力動的心理療法学会 第26回年次大会」につきまして、新型コロナウイルスの感染拡大を鑑み、下記に再延期させていただくことになりました。

会期:2022年7月16日(土)~7月18日(月・祝)
会場:兵庫教育大学ハーバーランドキャンパス(兵庫県神戸市)
大会テーマ:『不可能を可能にする瞬間 -心のミクロな変化を捉える-』

IADPらしいinteractiveな大会を開催することが困難なためサイドの延期を決定しました。
会員の皆様、またご参加を検討いただいていた皆様には、延期は大変残念なことですが、ご了承ください。
ぜひ来年7月に開催される大会にご参加ください。

研究発表・事例スーパーヴィジョンの演題募集につきましては、改めてお知らせいたします。
再延期に関する情報等は、大会ホームページを通じて順次お知らせいたします。
大会ホームページ:https://26annual.iadp.info/

学会主催研修のお知らせ:第26回年次大会プレワークショップ(第1回2021/2/14・第2回2021/6/26)

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「事例研究」と聞くと、膨大な量のデータと見事な展開が必要だ」「ハードルが高い」と思っていませんか?
短いデータ、詰まった場面のなかで変化の鍵を捉えることができること、そこに事例研究のチャンスがあることはあまり知られていません。
臨床の実践家は、皆、研究者です。研究をすることは実践のキレをよくします。

2回の研修では、事例研究の目的と手順を基本的なことから学べます。
まずは治療的な面接を楽しめるようにな りましょう。
第1回は、詰まった面接を展開していくための実践的学びができます。
第2回は、どのように治療していくのかの治療方針、いわゆるマップを描ける(ケースフォーミュレーション)ようになるための研修です。

2021年の9月に開催する第26回年次大会で、ここでの学びを形にして、事例報告、事例研究としてぜひ発表してください。

研修理事 永山 智之

詳細はチラシをご確認ください。
PDFはこちらからダウンロードできます

 

申込方法

必要事項をご記入の上、E-mail、FAXまたは郵送にて学会事務局までお申込下さい。

国際力動的心理療法学会 学会事務局

郵送先:〒153-0041 東京都目黒区駒場2-8-9 PAS心理教育研究所内
電話・FAX:03-6407-8201
E-mail: iadp@iadp.info

【必要事項】
1お名前
2ご年齢
3性別
4住所
5電話番号
6メールアドレス(携帯アドレスは不可)
7ご所属・職種
8最終学歴
9会員/非会員
10本プログラムをお知りになったきっかけ
11本プログラムへのご関心
12領収書を希望される方は、ご宛名と受取方法 (郵送/メール)

*申込用紙は、下記リンクよりダウンロード出来ます

申込用紙(word)

*申込締切:プログラム開催日の1週間前までとなります。

第2回理事選挙 投票のご案内

第2回理事選挙 投票のご案内

 

国際力動的心理療法学会 選挙管理委員会
委員長 小川 千代子
委員  黒木 明信
佐々木 美奈

 

国際力動的心理療法学会第2回理事選挙につきまして、令和2年7月17日付けで立候補者が確定となりました。

 

選挙運動期間

令和2年(2020年)7月18日(土)から7月31日(金)まで

投票期間

令和2年(2020年)8月1日(土)から8月15日(土)まで(当日消印有効)

投票権

国際力動的心理療法学会員が有する

投票方法について

投票権を有する会員に投票のご案内および投票用紙、投票用封筒を送付いたしました。
詳細はそちらをご確認ください。

 

理事立候補者(50音順)

石川 与志也
小谷 英文
嶋田 一樹
武野 顕吾
中村 有希
永山 智之
能  幸夫
橋本 和典
花井 俊紀

 

立候補の弁(50音順に記載)

 

石川与志也

切磋琢磨し臨床能力と研究能力を鍛え合い,今の社会における力動的心理療法家の使命をともに考え追求してきた本学会の伝統を引き継ぎ,会員一人ひとりが参与し,協働できる学会になるよう力を尽くしたいと思います。

 

小谷 英文

世界は現世代が経験したことのないパンデミックの渦中にある。精神世界も大きく揺れる中,本学会でこそ貢献できることを,学術的,臨床的,教育的プラクティスにおいてリードして行くことに奮励努力する所存である。

 

嶋田 一樹

4年間,理事として,大会長や広報の仕事に携わらせていただき,本学会が社会に果たすべき役割について,考えてきました。引き続き理事として,会員の皆様とともに,本学会が社会に,人に貢献できるよう尽力します。

 

武野 顕吾

前任時に本学会運営により深く関わらせていただいた中で,力動的心理療法のポテンシャルの高さ,その奥深さに改めて驚きました。それを日本のみならず全世界に発信する手助けを少しでもしたいと願い,立候補します。

 

中村 有希

研修理事として本学会の中核である訓練の体験機会を各所で提供し本学会を通じて心理療法の社会的認知度を高めるべく,活動してまいりました。ベテランのみならず初心の臨床家訓練への展開に尽力したい所存です。

 

永山 智之

私は第26回大会会長として進めてきた取り組みを元に,①新たな地域・分野の参加者の開拓②市民・専門家の交流や学会発表の活性化③オンラインジャーナル化④訓練システムの強化・実践知の可視化に貢献します。

 

能  幸夫

新しい生活スタイルが模索される昨今の情勢の中で,本学会が掲げる誰もが主体的に参与する心理療法の研究と訓練の場としての意義はさらに重要性を増しています。理事として,本学会の運営に微力ながら力を注ぎます。

 

橋本 和典

現在のコロナ禍による心理社会的問題には,力動的心理療法が欠かせない。私はIADPと共に危機介入からのメガ災害中長期心理療法に取り組んできた。その経験をさらに本学会発展に活かし,会員増強にも貢献したい。

 

花井 俊紀

国内外で孤立や分断が広がる現状に対し,初心から大御所まで互いに刺激しあい共に成長する本学会の風土を発展させ,発信していきたい。事務局員として以上に理事の責任を持って貢献したいと考え,立候補します。