B-2. 力動的心理療法とヨガによる被災後の治癒

災害臨床プログラム ワークショップ【DCP】
アゴラ ワークショップ

力動的心理療法とヨガによる被災後の治癒

トレーナー:
  モートン・キッセン(アデルファイ大学ダーナー高等心理学研究所)

時間:9:30〜11:30

言語:英語(通訳がつきます)   参加対象者:専門家・一般市民

 

<ワークショップ紹介>

私は、精神分析家として、心的外傷体験からの効果的な治癒のためには、悲嘆すること、悲しむことが必要だと常々思ってきました。私自身、娘を亡くした後、ヨガによる治癒の力を経験したことを通して、精神分析とヨガの効果を組み合わせることで生じる、治癒の二つの側面について気づくようになりました。一つの面は記憶のプロセスです。例えば、私には娘との過去の写真に繰り返し触れ、その写真にまつわる思い出を蘇らせることで、記憶のプロセスが起きました。もう一つの側面には、身体と呼吸に意識を向けた姿勢ということが関わっています。これを、非常に注意深く、自分に対して思いやりを持って、そしてほとんど記憶に頼らない「今、ここで」のやり方で行います。

このワークショップでは、講義と体験の両方を行います。心的外傷的な喪失からの癒しの効果を高めるための、精神分析とヨガにおける考え方とスキルを融合させることに重点を置きます。最初に、感覚―運動的な感覚、身体感覚を向上させる精神分析のアプローチについて少し講義をした後、精神分析とヨガという二つのモデルの共通点と差異を比べてみるために、二つの体験的なエクササイズを活用します。精神分析とヨガというモデルを組み合わせることが、癒しのプロセスを促進する非常に良い手段であることをお見せできると思います。