A-4. 虐待への反応としての心的外傷と女性

災害臨床プログラム ワークショップ【DCP】
アゴラ ワークショップ

虐待への反応としてのトラウマと女性

トレーナー:
  ボニー・ビュークリ(国際集団精神療法・集団過程学会 理事)

時間:9:30〜11:40、14:30〜17:30

言語:英語(通訳がつきます)   参加対象者:専門家・一般市民

 

<ワークショップ紹介>
時代を通じて、そして世界の様々な文化の中で女性は虐待を体験してきました。彼女たちはしばしば地位が低いために、また子育ての能力と責任性を有するために、自分たちが虐待を受けることに対して脆弱で居続ける役割を取らされてきました。レイプ、近親相姦、暴行、情緒的な脅威、そして子どもたちに危害を加えるところを無理やり目撃させられることは、いくつかの虐待の形です。女性に対するある種の虐待はその事実から性的なものとして見られることがありますが、実際主たる要素は暴力であり性的な色合いは少ないことが多く、性は時として武器として使われます。たびたび女性はこれらの恐怖と体験について語りませんが、それは彼女たちが恥と罪悪感の気持ちでいっぱいだからです。実際女性が、自分自身が虐待を受ける誘因となるような何かの行動をとったと思うことも珍しくありません。虐待の事実を黙していることは低い自尊心、高い不安、悪夢、驚愕反応、うつ、そしてパニック障害や摂食障害などの結果につながります。地震などその後の心的外傷を引き起こしかねない出来事への強まった反応に対する脆弱さもまた後遺症です。女性が受ける様々な虐待に対する効果的な治療は存在し、治療を受けることができると彼女たち自身そして家族にとって予後が良くなります。本ワークショップでは女性が受ける可能性がある特殊な心的外傷体験について、また心的外傷の影響、そして治療の成功例について議論します。特に、虐待そのものの存在の中における文化の役割、そして効果的な治療と回復を構成するものが何かについて着目します。