精神科病院における臨床経験から―集団精神療法場面における沈黙と攻撃性の扱いについて―

トレーナー:吉松 和哉
      (式場病院 特別診療顧問) 

ワークショップ紹介:

集団精神療法場面では、誰からも発言の出ない沈黙の続くことがある。この沈黙を如何に扱うかは難しい課題であるが、大切でもある。またこの沈黙が治療への抵抗を示している場合もある。更にはっきりと攻撃的な発言をするメンバーが出ることもある。しかし、これらの現象は集団精神療法にとって治療的介入の好機でもあり、これらを実際の体験を通して学べたらと願っている。