心的外傷を受けた思春期青年に対する心理療法の挑戦

トレーナー:セス・アロンソン
      (ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所 ファカルティ)

ワークショップ紹介:

思春期・青年期は多くの発達課題の克服で溢れている時期である。青年は、分離、新しい愛着、アイデンティティーの問題、変化する身体とのつきあいや性、そして発達する認知などについて取り組まなくてはならないのである。これらの課題の全ては、青年が外傷的な体験をすることにより影響を受ける。外傷後の思春期の青年と関わる精神衛生の専門家は、著しい逆転移に直面する、特にセラピスト自身もその外傷的な出来事を経験しているときはなおさらである。当ワークショップでは、心的外傷に曝されたこの年齢の群に対して、セラピー体験が強力で治癒的な影響をもつためにいかに治療的に作業できるかということを取り扱う。